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ハイチ地震の後Sexual Violenceが急増 地震から3ヵ月たっても緊急事態は継続している

An upsurge in cases of sexual violence “In the hospitals as well as in the camps, we are receiving more and more victims of violence who are often very young - between 2 and 24 years of age. »explains Marion de Saint Blancart, referral person to the psychosocial programme. " Widespread promiscuity in the camps, the precariousness of living conditions, the often isolated latrines represent risks for both women and girls, that section of the population which is particularly vulnerable in a crisis situation.” In the face of this increased risk, health care workers are called upon to be especially vigilant during their consultations. Victims are referred and quickly taken (within 72 hours) to one of three partner hospitals which have the means to deal with the situation (morning-after pill, treatment following exposure to HIV, STDs etc.). DOW ensures the medical supplies are there and the supervision of those healthcare workers taking responsibility for the victims.
http://www.mdm-international.org/index.php?id_rubrique=1

「性暴力被害頻発」
精神社会福祉担当官マリオン デサン ブランカルトさんによると、キャンプ地(避難所)はもちろん病院を訪れるなんと2歳児を含む24歳までの性暴力(レイプ)被害者の数が急増しているということである。、危機的な状況下における避難民のなかの格別非力かつ脆弱な年齢層の女性や少女たちが被害に遭っており、その原因としては避難場所が広く画然と仕切られていないこと、生活条件の不安定さ、遠く離れた不便なトイレなどが考えられるという。
このような事態に直面しヘルスケアワーカーは格別に周到な対応が要請されている。
被害者らは直ちに連携する性暴力被害対応体制(緊急用ピル服用、HIV/STD感染チェックなど)を備えた3か所の病院のひとつに搬送(72時間以内に)されることになっている。
DOW(福祉局)では現地での医学的サービスの提供と被害者に応対しているヘルスケアワーカーに対するスーパービジョンの提供を約束している。




バンダ アチェ、インドネシア20091225


【UNFPA】お母さんの命を守るキャンペーン通信 2月
国連人口基金は、ハイチにおける緊急支援活動に対して、皆様からの寄付を受け付けています!
http://www.unfpa.or.jp/tokyo/calendar/c2010/1/1001_1.pdf



災害時の危険性を減らすためのジェンダー配慮対応策について-主な情報源


ハイチ大震災に対応し活動しているすべての人々、団体に対してのThe Gender and Disaster Network (ジェンダーと災害ネットワーク)からの緊急なお願いです。女性、男性、男の子、女の子、それぞれのジェンダーに特有なニーズがあることを反映させ、女性の能力や資力に基づいて復興できるような、ジェンダーに対応する取り組みをやって下さい。私たちは災害時リスク・マネージメントを行なう場合、ジェンダーを意識するやり方の必要性について理解を深めてもらい、計画や見解発表に対する資料を提供致します。情報源、政策、計画作成の道具箱など、更に情報が欲しい方はhttp://www.gdnonline.org/sourcebook/chapt/ind.php?id=2. の Gender and Disaster Sourcebook >> Policy and Planning Tools を検索して下さい。
・まずハイチやその周辺で地元の女性とともにどのような草の根活動がなされているかについて知るには、
MADRE [http://www.madre.org/index.php?s=4&news=2] とGROOTS/Disaster Watch:http://www.disasterwatch.net/index.html を検索して下さい。

 ・災害時のジェンダー平等性:ジェンダー特性に対応する救援と復興のための6原則については http://www.gdnonline.org/resources/GDN_GENDER_EQUALITY_IN_DISASTERS.pdf
(スペイン語) Equidad de Genero en los Desastres: Seis Principios para Transversalizar el Género en la Respuesta y en la Reconstrucción. http://www.gdnonline.org/resources/GDN_SixPrinciples_Es.pdf             (フランス語) L’egalite des Genres dans la Prevention et la Gestion des Catastrophes: Les Six Principes pour une Résilience et une Reconstruction Collective.     http://www.gdnonline.org/resources/GDN_SixPrinciples_Fr.pdf

・女性、少女、少年&男性、それぞれ違うニーズ ― 平等な機会を。IASCからの人道的行動のためのジェンダー・ハンドブック
http://www.humanitarianinfo.org/iasc/pageloader.aspx?page=content-subsidi-tf_gender-genderh
・ジェンダーに細やかな対応をするための災害マネージメント手引きhttp://www.apwld.org/pdf/Gender_Sensitive.pdf
・ジェンダー・平等性と人道的援助:様々な問題へのガイドhttp://www.acdicida.gc.ca/INET/IMAGES.NSF/vLUImages/Africa/$file/Guide-Gender.pdf

  ・災害時における危険性減少対策にジェンダーの視点から取り組む:方針と実用的手引き 
     http://www.preventionweb.net/files/9922_MakingDisasterRiskReductionGenderSe.pdf


  ・危機に曝される女性たちと手を組んで:地方の災害時危険性査定のための実用的ガイドライン
     http://gdnonline.org/resources/WorkingwithWomenEnglish.pdf

  ・ジェンダーに気配りする災害マネージメント:現場に関わる人々のための道具箱       
     http://gdnonline.org/resources/Pincha_GenderSensitiveDisasterManagement_Toolkit.pdf

(タミール語)TAMIL.http://gdnonline.org/resources/Pincha_Gender_Sensitive_DM_Toolkit_Tamil.pdf

(インドネシア語)BAHASA INDONESIA. http://gdnonline.org/resources/Pincha_GenderSensitiveDM_BahasaIndonesia.pdf

(トルコ語)TURKISH. http://gdnonline.org/resources/PinchaKitap_Turkce_RENKLI.pdf

 ・災害復興における社会正義の促進:ジェンダー気配りの、住民基盤の計画をたてるためのガイドライン:    
   http://www.gdnonline.org/sourcebook/chapt/sec_view.php?id=2&sectid=2.3


 ・地区によるジェンダー気配りプログラム作り:総まとめwww.gdnonline.org/resources/gender_sensitive_programming.doc 

 GDNウェブサイトのホームページでジェンダー・ノート・シリーズを見るにはhttp://www.gdnonline.org/ (女性とジェンダーと災  害:危険な事故とその緩和、男性と男性性、能力と無力、リスク伝達、用語解説、等)

 2010115日、GDN The Gender and Disaster Network Kristinne Sanz Elaine Enarsonより。

 新たに情報を寄せて下さる方はgdn@gdnonline.org 又はenarsone@gmail.com にメールでお送り下さい。 

(日本語訳:チェイス洋子)





妊産婦の健康のための援助物資をハイチへ
2010年1月14日

国連人口基金(UNFPA)は、ハイチの大地震の被災者に対する緊急人道支援を行うための国連機関や他の実施パートナーとともに活動を続けている。

現在できる限り詳細な被災者数や建物への被害状況を確認するため、ハイチの首都ポルトープランスで専門家による調査が行われている。

「大地震に被災されたハイチの方々に、謹んでお見舞い申し上げます。国連人口基金は、女性特有のニーズを満たし、妊産婦死亡を防ぎ、安全に出産を迎えられるように、性と生殖に関する健康を維持するための緊急キットを配布しています」と国連人口基金事務局長トラヤ・A・オベイドは述べた。

被災地で国連人口基金は、特に緊急時に支援が行き届かない妊婦を優先して支援を行っている。推計によると、妊娠可能な女性は全被災者の4分の1にあたり、そのうち数千人が現在妊娠中という。ハイチでの妊産婦死亡率は670(出生10万対)で、この地域の中で最も高い。現在、出産のための設備が整っている保健施設の利用は限られており、妊婦が合併症を発症し、妊娠や出産が原因で亡くなる危険性がさらに高まっている。

国連人口基金は、救命手術に必要な基礎的な薬品
https://www.unfpa.org/public/supplies/pid/3586#medicines )、機材や用具等の物資
https://www.unfpa.org/public/supplies/pid/3586#equipment )が入った、性と生殖に関する健康を維持するための緊急キットを配布する活動を現地で行っている。また、大きな自然災害が発生すると、基本的な保健サービスを受けられなくなることが多いため、どんなに劣悪な状況下でも尊厳が守られるよう、基本的な衛生用品を女性と女児に供給している。

「今回の大災害による被災者の健康状態への被害を和らげ、コミュニティーの保健システム全体の機能を回復させるためには、女性が健康で安心して生活できるようにする必要があります。女性のニーズに配慮することは、女性の家族やコミュニティーのニーズを満たすことにもつながるからです」と、国連人口基金人道支援室長ジェミラ・マフムードは言った。

英文はこちら
https://www.unfpa.org/public/news/pid/4693






APWLDよりのお知らせ
(Asia Pacific Forum on Women. Law and Development)
津波レポート スマトラ沖地震被災国における女性の人権.pdf
パキスタン地震.pdf





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