支援の流れ(緊急時〜回復期)

ウィメンズネット・こうべには、チラシやホームページを見て相談に来てくださる人がたくさんいます。

「こんなことを相談していいのかな?」と思うようなことでも、大丈夫です。
心配なこと、話してみたいことがあれば、どんな小さなことでも相談してください。

お電話や直接お会いして、あなたのお話を丁寧にうかがいます。

無理に話さなくても大丈夫。あなたのペースでお話してください。

お話をもとに、できるだけ安心して過ごせるよう準備を整えます。

危険がある場合は、シェルターなど、安全な場所へご案内します。一緒に考えながら進めていきますので、ご安心ください。

まずは落ち着ける場所で、安心して過ごすことが大切です。
心も体も少しずつ回復していきましょう。

スタッフが、心のケアや生活のサポートをします。

あなたが安心して過ごせるよう、できるかぎりのお手伝いをします。

落ち着いてから、ウィメンズネット・こうべや専門機関のサポートを受けながら、少しずつ準備を進めていきます。
※シェルターを利用せず、外から支援を受ける人もいらっしゃいます。

それぞれの状況に応じて、必要なサポートを一緒に考えます。

スタッフが寄り添いながら支援します。

新しい生活に向けて、生活再建の準備をします。

住宅探しや福祉サービスの利用など、必要な契約や申請を進めます。

シェルター退去後など、新たな生活に必要なお部屋探しをお手伝いします。

※六甲ウィメンズハウスは総合支援付き住宅です。

住まいを離れるだけでなく、様々な点で加害者とのつながりがなくなるように各種手続きをおこないます。

お子さんがいらっしゃる場合は、新しい場所で就学手続きをします。

生活の安定とともに、心や体のケアも継続してサポートしていきます。

役所、警察、裁判所、学校、ハローワークなどの公的機関や、病院、弁護士事務所などの専門機関へスタッフが一緒に行きます。外出の不安がある時は買い物などにもスタッフが同行します。

シェルターを出たあとは、新しい住まいでの生活が始まります。 心や体の回復の状況に合わせて、少しずつ就労や通学などを始める人もいらっしゃいます。

シェルター退所後も、不安なことや困りごとがあれば、ウィメンズネット・こうべのスタッフが引き続きサポートします。ひとりで抱え込まず、いつでも相談してください。

シェルター退所後もスタッフが2人一組で行い、相談に応じながら生活を見守ります(ご利用には条件があります)。状況に応じて、公的機関と連携するほか、WACCA(居場所)と連携し、継続的な支援ができるようにします。

ウィメンズネット・こうべが運営する居場所・支援拠点「WACCA(わっか)」では、交流や学びのプログラムを行っています。回復のペースに合わせて、必要なときにご利用いただけます。

困難を抱える女性やシングルマザーと子どものための居場所です。相談、食料支援、語り合いやおしゃべり、読書会などを開催、子どもの学習支援を行っています。