履歴を残さずブラウザを使う
加害者の監視状況によっては、以下の内容では不十分かもしれません。不安がある人は、ウィメンズネット・こうべの相談電話に直接連絡してください。
インターネットでページを見たり検索したりすると、その情報(見たページの記録やCookieなど)が、スマートフォンやパソコンの中に残ることがあります。
これらの情報は、ふだんはとても便利に使えるしくみですが、DVなどで「見たページを知られたくない」場合には、その記録が残っていることで危険につながることもあります。
このページでは、次の2つの方法を紹介しています。
- すでに残っている情報を消す方法(閲覧履歴やCookieを消す)
- 最初から情報を残さない方法(プライベートブラウズモードで見る)
どちらも、iPhone・Android・パソコンでのやり方をまとめています。
安心してインターネットを使うためには、はじめから情報が残らない「プライベートブラウズモード」で見るのがおすすめです。
知っておきたいSNSの危険性
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは、知らないうちに個人の情報がもれてしまうことがあります。たとえば、
- 写真に位置情報(どこで撮ったか)がついている
- 写真や文章から、住んでいる場所や学校がわかってしまう
- 鍵をかけていても、フォロワーの中に悪意のある人がいることがある
このようなことがあるため、SNSを使うときは、投稿する内容や、プライバシー設定(公開の範囲)に十分気をつけましょう。とくに、
- 自分や子どもの顔がはっきり写った写真
- 現在地や、よく行く場所がわかる内容
- 学校・会社・友人の名前など
は、投稿しないほうが安心です。
SNSは楽しいものですが、使い方によっては危険になることもあります。
「この投稿を知らない人が見ても大丈夫かな?」と一度考えてから投稿すると、安全です。
iPhone/iPadの方へ
Safariを使うとき
おすすめの方法
Safariを使う前に「プライベートブラウズ」に切りかえると、見たページの履歴やCookie(サイトの記録)が残りません。使い終わったら、ふつうのモードに戻しておくと安心です。
Apple公式サイト:「プライベートブラウズをオン・オフにする」
使ったあとの履歴を消す方法
「設定」アプリから、履歴やCookieを削除できます。
※Cookieを消すと、Yahoo!や楽天などに再ログインが必要になります。
Apple公式サイト:「履歴・キャッシュ・Cookieを削除する」
Chromeを使うとき
おすすめの方法
使う前に「シークレットモード(プライベートブラウジング)」に切りかえると、履歴やCookieが残りません。使い終わったら、ふつうのモードに戻しましょう。
Google公式サイト:「シークレットモードでブラウジングする」
使ったあとの履歴を消す方法
Chromeアプリの中から、履歴やCookieを削除できます。期間を選んで消すこともできます。
※Cookieを消すと、ログインしていたサイトでは再ログインが必要になります。
Google公式サイト:「Chromeの閲覧データを削除する」
Androidの方へ
Chromeを使うとき
使ったあとの履歴を消す方法
Chromeアプリ内から、履歴やCookieを削除できます。期間を選んで消すこともできます。
※Cookieを消すと、ログインしていたサイトでは再ログインが必要になります。
Google公式サイト:「Chromeの閲覧データを削除する」
パソコンを使う方へ
Microsoft Edgeを使うとき
おすすめの方法
Edgeを使う前に「InPrivateモード」に切りかえると、見たページの履歴やCookie(サイトの記録)が残りません。使い終わったら、ふつうのモードに戻しておくと安心です。
Microsoft公式サイト:「Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う」
使ったあとの履歴を消す方法
Edgeの設定から、閲覧履歴やCookieを削除できます。
※Cookieを消すと、Yahoo!や楽天などでは再ログインが必要になります。
Microsoft公式サイト:「Microsoft Edge の閲覧履歴を表示または削除する」
Chromeを使うとき
おすすめの方法
Chromeを使う前に「シークレットモード(プライベートブラウズ)」に切りかえると、履歴やCookieが残りません。
Google公式サイト:「シークレット モードでブラウジングする」
使ったあとの履歴を消す方法
Chromeの設定から、履歴やCookieを削除できます。期間を選んで消すこともできます。
※Cookieを消すと、ログインしていたサイトでは再ログインが必要になります。
Google公式サイト:「Chrome の閲覧データを削除する」
Safari(Mac)を使うとき
おすすめの方法
Safariを使う前に「プライベートブラウズ」に切りかえると、見たページの履歴やCookieが残りません。
Apple公式サイト:「Safariと「マップ」でブラウズ履歴のプライバシーを守る」
使ったあとの履歴を消す方法
Safariの設定から、履歴やCookieを削除できます。期間を指定して消すこともできます。ンが必要になります。
※Cookieを消すと、Yahoo!や楽天などでは再ログインが必要になります。
Apple公式サイト:「Safariと「マップ」でブラウズ履歴のプライバシーを守る」
