居住支援

住まいのことで不安のある方へ

ウィメンズネット・こうべでは、様々なご事情でお住まい探しに不安がある女性(シングルマザー、離婚を考えている女性、困難を抱える単身女性など)のご相談に応じています。

あなたのお話をお聞きし、最適な住まい探しの方法を一緒に考えます。

  • ご相談、同行は無料です。
  • 対象エリアは、伊丹市~姫路市までの沿線となります。
  • 保証人がいない場合もご相談ください。
  • 居住支援サービスは住まいの確保をお約束するものではありません。条件やエリア、時期、物件の審査の状況に応じて、ご希望に添えない場合がございます。

【サポートの流れ】

1. お申し込み

「ご相談はこちら」(ピンクのバナー)からご希望内容をご入力ください。1週間以内に担当者よりご連絡させていただきます。お返事がない場合は、恐れ入りますがお電話にてお問い合わせください。
フォームからのご入力が難しい方はお電話でのお申込みも承ります。

☆居住支援専門ダイヤル:080-7666-2797(月~金 10時から16時)

2.居住支援スタッフとの面談

ご希望やご状況をヒアリングさせていただき、今後の住まいについて一緒に考えます。遠方の方や来所が難しい方はオンラインでの面談も対応可能です。
※状況に応じて、お住まい探し以外の方法をご提案させていただく場合がございます。

3.お住まい探し

不動産会社や大家さん、サブリース物件などのご紹介を行います。
ご希望に応じて物件の内覧に同行し、契約までの手続きをサポートします。

4.入居後のサポート

転居後の生活がスムーズに進むようサポートします。

※当団体が運営する「六甲ウィメンズハウス」への入居や見学をご希望の方は、別途下記のホームページよりお申込みください。

https://rwh.jp/


私たちが行う居住支援事業について

はじめに
~ウィメンズネット・こうべと居住支援~

当団体は、阪神淡路大震災を契機にDV被害女性の支援を始め、30年になります。2004年には、民間シェルター「ともだちの家」(現在、兵庫県内唯一の民間シェルター)を開設しました。DV被害女性と子どもが夫の暴力から逃れるためには、安全な住居の確保が不可欠です。しかし所持金も少なく、保証人もないため住居が確保できず、夫の暴力に耐えている女性は少なくありません。

被害女性が住居を確保するための相談に対応し、所持金がない場合は生活保護課に同行して保護申請を手伝い、また転居費用確保の支援や、不動産屋への同行支援もしてきました。DV相談件数は毎年500件程度あり、年間100件ほどの居住支援を行っています。従来から行ってきた家探しのお手伝いを、居住支援事業として拡充したいと思い、居住支援法人※の活動を始めました。

居住支援法人とは、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(通称:住宅セーフティネット法)に基づき、居住支援を行う法人として、都道府県が指定するものです。

都道府県は、住宅確保要配慮者の居住支援に係る新たな担い手として、団体を指定することが可能となっています。

兵庫県「居住支援法人の指定」

母子家庭も住まいの確保が困難です。現在シングルマザーの8割は働いていますが、平均収入は200万円、全国平均の3分の1程度です。震災時、あるシングルマザーは「収入は半分だけど家賃は平等」と笑っておられました。当時も母子家庭の収入は一般家庭の3割。27年たっても、母子家庭の貧困問題は深刻です。

当団体では、シングルマザーと子どものための居場所 WACCA(わっか)を神戸市内に常設で開設し、学習支援や食料支援等も行っています。様々な相談に対応していますが、居住の相談も多いです。劣悪な住環境から精神を病んだり、母子関係が悪化した人がいます。3万円の家賃の1ルームで暮らしている方から「息苦しさから、つい子どもに当たってしまう」という嘆きを聞きました。母子家庭の居住貧困は、最近になってようやく問題とされるようになりました。家賃補助などの支援施策を期待しています。

2019年度居住支援事業実施内容

  1. 住まいが必要な方に対する支援
    • 入居前支援
      • メール・対面での相談
      • 不動産事業者への物件案内依頼
      • 内覧同行
    • 入居中支援
      • 他団体(フードバンク関西、フリーヘルプ)と協力して、食料や衣料品を提供する。
      • 居場所を提供する。(絵本カフェ、アロハヨガ、コスモスの会、オリーブの会)
      • 就業準備、お仕事相談、女性相談などの生活相談
  2. 居住支援体制のネットワークづくり

相談の現場から

  • 相談メールを受けてから2か月半かかったが、気に入った住まいを見つけることができて、引っ越しされた。「幸せな人生に向けて前進中」と、明るく元気になられた。
  • 3人の子どもの学校、クラブ活動、実家の親、元夫の親の居住地域から離れたいなど、迷うことが多く「どこに相談していいかわからない」と来られたIさん。2時間お話を伺い、高校への転入、県内移住などの情報を提供し、「自分を大事に」と励ました。「やっと話を聞いてもらえた、分かってもらえた」と涙を流され、明るい表情で帰られた。
  • 中古の家具、家電製品を扱う事業者の協力を得て、安価で販売してもらえて大変に喜ばれた。
  • 「生活保護」を受給されている方は、了解を得てケースワーカーに連絡して連携に配慮した結果、転居をスムーズに進めることができた。
  • 引っ越し希望で来られたが、よく話を聞いたうえで就業準備事業につなげた。
  • 「家探し」のご相談だったが、聞き取りを進める中で、「命を守る」ことを優先すべきと判断し、関係機関につないだ。
  • 相談メールが入ったが、「家が見つかった」「自力で頑張ってみる」など、面談に到らなかったものもあった。
  • シングルマザーのための居住支援に関して、大変に熱心で理解もある不動産事業者に協力いただいているので、心強い。ベテランの不動産事業者の方には、教えていただくことも多い。