活動報告:居住支援セミナー

2019年度、居住支援事業の一環として、母子世帯・女性と住まいに関するセミナーを2回実施しました。

第1回は、当事者を対象に「母子家庭に特化した居住支援」に取り組んできた小山訓久さんにご講演いただきました。実施概要は以下のとおりです。

第1回 居住支援セミナー
シングルマザー&離婚を考えている女性のための「住まい確保大作戦」

講演「母子家庭向けの居住支援について」
講師:小山訓久(NPO法人リトルワンズ・代表理事)
日時:2019年8月31日(土) 13:30~15:30
会場:JR新長田駅前ピフレホール
参加者:50名 一般(21)、行政・公的機関・民間機関・支援者(12)、居住支援法人(6)、不動産事業者(3)、スタッフ(8)

参加者の声(アンケートより)

  • 幅広い方が参加してくださって、そこに希望を感じた。ほんわかして参加して本当によかった。
  • 協力、割り切り、役割分担など関わる機関も多いためルール作りが大切だと学んだ。
  • 別居を決めて家を探した時、保証人が無いことや子供の学校のことで「勧めるところがない」といわれたり、予定以上の金額のところを強く勧められたり、すぐに入居できることがなく、相談場所も無く困った。今何か情報があればと思い参加した。
  • 「聞いてこなかったから」と役所窓口で知らせてもらえなかったり、あとから知ったことなどいろいろあった。困っていることをうまく話すことは難しいし、誰かが時間をかけて助けてくれることを、ワンストップで済むことを、本当に望みたい。
  • 連携の重要性と連携にお金をからめる点は参考になった。
  • 資産活用という面では難しい点もあると思う。オーナーの意識を変える、協力を得るということが一つの大きな課題だと思う。
  • 商店街とその周辺の古い住宅地でも非常に役立ちそうな話だった。