・母子家庭の所得は全国平均の3割しかなかった
・母子家庭の平均借家率は73%、特に離別所帯では83%である。(94年東京都中野区)
・神戸市の兵庫区の神戸母子寮が倒壊、15家庭37人中5人が死亡。
・母子家庭の場合、被災によって衝撃を受けた母親自身が精神的に不安定で援助を求めたい状態の中で子どもを抱え、避難所に行きたくても
行けない、またそうした判断すらできない状況に置かれたケースも少なくなかった
・母親が勤めていたのは零細企業が多く、その企業が倒壊や業務縮小となり、休業、解雇になった人も多く、保育所も働いていなければ利用できず、その日の暮らしにも困る人々がいた。
・離婚の偏見もあって親類や地域からも孤立している場合も多く、物心両面の不安が強かった
(現代家族問題研究所報告)
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