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避難所・仮設住宅
事例
・避難所の運営の責任者には女性はほとんどいなかった。女性の声がなかなか反映されない

・授乳室がなかった

・ミルクがたりない、離乳食が不足した

・子どもがいると周囲に気を使う。避難所では
とても疲れた。子どもが遊べる部屋が欲しかった

・乳幼児用の空間や部屋を確保して欲しかった

・ プライバシーが守られなかった。長期にわたるプライバシーのない生活は人権侵害である。特に思春期の女性たちにはトラウマになった人も少なくない。

・ 風呂にのぞき穴がたくさんあった。

・ 子どもたちが避難所や仮設住宅でさまざまな性的な被害を受けた。

・ 避難所の校庭の隅で遊ぶ幼児への性的虐待があった。

・ 避難所で女性が性的被害にあったが、加害者も被災者だからと言う声もあった。

・ 子どもが周囲に迷惑をかけることを気遣って避難所を利用しない母親も多かった。

・ 避難所では障害を持った人や障害児を持つ家族はいることができなかった。

・女性にとってトイレは死活問題であった。しかし防災対策にトイレ問題を組み込んだ自治体はわずか19,6%で、女性に対する配慮がない。

・長引く避難所生活で特に女性に精神的、身体的影響が大きく、健康が悪化した(兵庫県被災者連絡会 95年10月調査)」

 
対策
・女性を運営に参画させる

・女性に必要な物資を調達する(生理用品やおむつの準備など)

・乳幼児をかかえた母親、妊婦のニーズを反映させる

・避難所にはお湯をわかすためにカセットコンロややかん、水の備蓄・確保。乳幼児に大問題。

・子どもの遊ぶ部屋の確保 

・調理や洗濯場の確保

・性別に配慮した避難所の設計−男女別のトイレや着替えの部屋の確保

・女性や子どもを性被害から守る 

・女性の医師によるクリニックの開設、助産師の相談員を配置する。

・身体的、精神的をとわず気軽に相談しやすい環境をつくる。

・避難所に蘇生器具や簡単な縫合用具、点滴セットなどがあれば病院に行くまでに応急処置ができたと思う。救急時に対応できるように。

・トイレ使用についての安全の問題(男女別のしきり、明るい場所に設置など)女性への配慮を。

・簡単でよいから待ち時間のないような施設を。







 
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